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(2023年6月)

6月で真っ先に思い浮かべる言葉は、「梅雨」ですね。雨の多い時期です。梅雨は「つゆ」とも「ばいう」とも読みます。梅の実が熟す時期にちょうど雨の時期が来たため、梅雨といわれるようになったと言われています。この時期は天気予報の降水確率を確認するかと思います。「降水確率0%」は、「ゼロパーセント」ではなく「レイパーセント」と読まれていることにお気付きですか?「ゼロ」は「皆無」ですが、「零(レイ)」には「きわめて小さい」という意味が含まれるため、降水確率0%(四捨五入で計算されているので、0~5%未満のことです)は、全く降らないわけではないので「レイ」と読むそうです。
・6月  7日(水)     飛鳥学院の定期試験

・6月8.9日(木、金)   留学生試験休み

・6月18日(日)       日本留学試験

試験が続きます。飛鳥学院は学生1人1人を応援しています。

(2023年5月)

5月20日は「ローマ字の日」です。ローマ字は、漢字・かな(ひらがな、カタカナ)に続く第3の日本語表記ともいえます。明治時代、ローマ字は「ヘボン式」が一般的でしたが、これは英語の発音に基づいているものでした。例えば、「さしすせそ」をヘボン式では「sa shi su se so」、「たちつてと」を「ta chi tsu te to」と表記しますが、「shi」や「chi」「tsu」だけ規則から外れているのは、日本人からすると扱いにくいものです。そこで田中舘(たなかだて)さんは、もっと日本語の五十音に即した日本式ローマ字を考案し、それが改良されて訓令式(くんれいしき)ローマ字が法律で定められました。「sa si su se so」「ta ti tu te to」とシンプルに表記する方法です。文部省(現在の文部科学省)は訓令式を妥当と考えていて、小学校では訓令式によりローマ字を教えています。これに対して、外務省はヘボン式を妥当として、旅券申請その他でヘボン式の使用を原則としてます。

・ゴールデンウィーク   4月29日から5月7日まで学校お休み

学生のみなさん、目標を忘れずにさらに勉学に励んでください。初志貫徹!

 

(2023年4月)

毎年3月末から4月の始めにかけて、一時(ひととき)満開のサクラの花の美しさに目を奪われます。葉が出るより先に花が咲くので、花の美しさが葉に隠れずに見ることができます。サクラの寿命は短く、開花から2日~3日で約2割の花が開き、6日~10日で満開となり、12日目を過ぎると全体の半分以上が散ってしまいます。ヒマワリのように多くの花は太陽に向かって咲きますが、桜の花は下を向いて咲くので、下から見上げると美しく見ることができます。満開に咲いた桜の花びらが 、風で吹雪(ふぶき)のように舞い散る様子もいいですね。
・4月10日 留学生新学期
飛鳥学院は日本でがんばる留学生を全力でサポートします。

(2023年3月)

3月は、年度の最終月です。学生にとっては、学年の終わりでもあり卒業式の月ですね。学生は今までの環境を卒業して新しい世界に出て行く季節です。「業(ぎょう)」は、ここでは「学問、技芸」などを意味します。「卒(そつ)」とは、「おわる、おえる」という意味があります。この二つを合わせて学問をおえるという意味で卒業となります。日本には、卒業式に好きな人から学生服の第二ボタンをもらうという変わった風習がありました。第二ボタンには、「1番大切な人」という意味が込められています。ここでいう1番大切な人とは、好きな人を指します。卒業式なので片想いの告白だけではなく、付き合っている彼女に渡す場合も多くあったでしょう。第二ボタンは1番心臓に近いため、自分の心をあげるという意味も込められているようです。今はLINEアカウントのIDをもらう方がいい時代かもしれません。

・3月10日      卒業式

・3月23日~4月9日 春休み

卒業する皆さん、新しい世界でご活躍を。

(2023年2月)

2月の花といえば、梅ですね。梅の花の見頃は2月中旬から3月上旬です。横浜市の梅の名所は、大倉山公園、三渓園、こどもの国、保土ケ谷公園などがあります。小田原の小田原城の梅や、曽我梅林なども綺麗ですよ。今年は大倉山公園、曽我梅林は梅まつりを行う予定ですが、中止の場所もあるので調べてから行った方がいいです。

ご飯のお供として愛されてきた「梅干し」の消費量が激減しているそうです。梅干しは疲労回復、血行促進、食欲増進、整腸作用など健康食品として、高齢者の中に根強いファンがいますが、若い世代では酸味が苦手、朝ごはんはパン食が多くなったなどの理由で梅干し離れが進んでいるそうです。酸味が苦手な方は、はちみつ漬けの甘酸っぱい南高梅などもありますので試してみてはいかがでしょうか
・2月15日(水)        飛鳥学院留学生定期試験

・2月16(木).17日(金)   試験休み

今年度最後の試験です。頑張りましょう!

【2023年1月】

お正月に神様へのお供え物として「鏡餅(かがみもち)」を飾ります。鏡餅は一年を守護する年神様への供物とされ、大小の丸い餅二つを重ねます。12月中半すぎから飾りますが、末広がりがいい28日が、縁起がいいといわれています。末広がりとは、上(現在)から下(未来)に向かって広がる。永遠に発展するという意味があります。漢字の「八」が上から下に広がることで末広がりの象徴とされています。29日は9が苦を表し、31日は一夜飾りといい、縁起が悪いので避けましょう。

年神様がいらっしゃる1月7日までを「松の内」といい、「鏡開き」は、松の内が明けた1月11日に行うのが一般的です。
年神様に供えた餅をいただくことで、一年の無病息災を祈る気持ちが込められています。
1月1日(日)    元旦

1月10日(火)   留学生新学期

(2022年12月)

今年は、12月22日が、「冬至(とうじ)」です。冬至とは、北半球において太陽の位置が1年で最も低くなり、日照時間が最も短くなる日です。翌日から日が長くなっていきます。冬至の日は、カボチャを食べると良いと言われています。漢字でカボチャは「南瓜」と書き、別名で「なんきん」とも呼ばれます。「ん」が2つある食べ物なので運をたくさん取り込む野菜といわれています。江戸時代にカンボジアから伝わりました。ポルトガル語でカンボジアを意味する「Camboja(カンボージャ)」と呼ばれるようになり、それが次第に訛って「カボチャ」になったとか。カボチャの季節は夏から秋ですが、保存しやすくて栄養価の高い野菜として重宝され、そのため、冬至の日にカボチャを食べると風邪をひかないと言われるようになりました。
・12月4日(日) 日本語能力試験

・12月7日(水) 飛鳥学院の定期試験 8.9日試験休み

・12月24日(土)~1月9日(月) 冬休み

寒い季節になりましたが、毎日がんばって学校に来ましょう。

(2022年11月)

11月3日の祝日が「文化の日」です。その名の通り、文化祭を開催する高校や大学なども多いです。「文化の日」とは「一体何の日なの?」という方もいるかもしれません。1946年(昭和21年)11月3日に日本国憲法が公布された日です。半年後の1947年5月3日に日本国憲法が施行されました。公布日の11月3日は、「新しい憲法の精神に基づいて自由と平和を大切にし、文化をすすめる」という祝日になりました。簡単にいうと、「平和に感謝し、芸術に触れ、流行を振り返り、生活を楽しむ日」(催事ラボより)です。11月23日は「勤労感謝の日」です。戦前は「新嘗祭(にいなめさい)」の名で、農作物の恵みに感謝する日とされていました。戦後、国民の祝日に関する法律制定の際、農業以外に従事する人たちの勤労も含めて感謝するという考え方から、「勤労感謝の日」と制定されました。
・11月5日 Jテスト(飛鳥学院校舎)
これから冬到来ですので、風邪(かぜ)を引かないように過ごしましょう

(2022年10月)

10月になると涼しくなり、早いところでは紅葉も始まります。10月31日はハロウィンですね。もともとは秋の収穫を祝い、悪霊などを追い出す宗教的な意味合いのある行事でしたが、今は、カボチャの中身をくりぬいて「ジャック・オー・ランタン(カボチャちょうちん)」を作って飾ったり、子どもたちが魔女やお化けに仮装して近くの家々を訪れてお菓子をもらったりする行事になっています。日本では馴染みのなかったハロウィンですが、1990年代後半より始まった東京ディズニーランドのイベントを筆頭として、各地でのハロウィンイベントの開催が増えてきました。店頭・街中でのハロウィン装飾が見られるようになり、仮装・コスプレのイベントとして日本式にアレンジされたハロウィンも行われています。食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋、芸術の秋。皆さんの秋は、どんな秋でしょうか。

・9月30日から10月3日まで  秋休み

・10月21日(金)        遠足

 

飛鳥学院で日本語と日本について学ぼう!!

(2022年9月)

旧暦の8月15日の夜に見える月を「中秋の名月」と呼び、今年は9月10日がその日にあたります。「うさぎ うさぎ なに見てはねる 十五夜お月さま 見てはねる」は童謡の「十五夜お月さん」の一節です。子どもの頃、日本人は「月にはウサギがいて、餅つきしているよ。」といった話を聞きます。月の表面は平らではなく高低差があり、黒く見えるところは低いところで「月の海」と呼ばれています。この黒い部分が何かの模様に見えてくるのです。「中秋の名月」とは、「秋の真ん中に出る月」という意味です。「十五夜」とも呼ばれ、すすきや、お団子を飾ってお月見をします。
・9月7日(水)   飛鳥学院定期試験

・9月8.9日(木.金)  飛鳥学院定期試験休み

今月は飛鳥学院の定期試験があります。学院は全力で挑むあなたを応援しています。