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(2020年6月)

6月は日本列島の大半が梅雨(つゆ)入りとなる時期です。梅雨は、夏の始まりに降る雨の時期のことです。梅雨は、「つゆ」とも「ばいう」とも読みます。梅雨の時季は湿度が高く黴(かび)が生じやすいことから、黴菌(ばい菌)の「黴」を使った「黴雨(ばいう)」が「梅雨(ばいう)」になったという説と、この時期には梅の実が熟する季節であるため「梅雨(ばいう)」と呼ばれるようになったという説があります。
6月は、特に食べ物に注意する時期でもあります。カビが発生しやすくなるため、調理方法や取り扱いに気をつけないと食べ物が傷みやすくなるうえ、食中毒が発生するリスクも発生します。そういう季節だからこそ、消化器系の働きを高める食材を積極的に摂り、ナマモノに気をつけることが大切です。調理後から食すまで時間が空いてしまった場合は、必ず再加熱しましょう。そして、手をよく洗うことも忘れずに。

(2020年5月)

5月5日は「端午の節句(たんごのせっく)」です。古くから男子の健やかな成長を願う行事が行われており、男の子のいる家では「鯉のぼり」を飾ったりします。また、「端午の節句」の日には柏餅(かしわもち)を食べる風習があります。柏餅は、平たく丸めた上新粉の餅を二つに折り、間に餡(あん)をはさんで柏の葉で包んだ菓子です。桜餅の葉は、桜の葉を塩漬けにしたものを使っているので食べることができますが、柏餅の葉は(使われているのは柏や、サルトリイバラの葉など)お皿などのかわりとして使用され、食べることは難しいかと思います。
柏餅を食べる風習は日本独自のもので、柏は、新芽が出るまで古い葉が落ちないことから「家系が絶えない」縁起物として広まっていきました。

5月8日(金)  留学生登校日
コロナウィルスで大変な時期です。
外出先からの帰宅時や食事の調理の前後、食事前などこまめに手を洗いましょう。
咳・くしゃみをするとき、マスクやティッシュ・ハンカチなどを使って、口や鼻
をおさえましょう。

(2020年4月)

4月8日は、「花祭り」の日です。「花祭り」とは、お釈迦様(おしゃかさま)の誕生日を祝う仏教行事のことです。
4月の花といえば桜が有名ですが、梅、桃、桜の見分け方をご存じですか?花びらの形の違いと花の付き方に着目するとわかりやすいです。花びらは、梅=丸、桃=尖っている、桜=先割れ になっています。種類によっては一部例外もあります。花の付き方の違いは、梅の花は緑色の軸が無く、茶色い枝にへばりつくように咲きます。桃の花は緑色の軸が短く、同じ付け根から2輪花が咲くので、上や下など様々な方向を向いて咲きます。梅と桃は見分けづらいですが、梅は同じ付け根から1輪の花しか咲かないので、2輪咲く桃の方が華やかに見えます。桜の花は緑色の軸が長く、下を向くように咲きます。今年はコロナウィルスの感染予防のために、お花見を自粛しなければいけませんが、通りすがりに春を感じてみましょう。
・4月8日(水曜日)   新学期
飛鳥学院は日本でがんばる学院の学生をフルサポートします。

(2020年3月)

3月になると、まだ寒い日もありますが、春の訪れを感じられることが多くなってきます。
春を告げる山菜(山や野原に自生している植物の中で、食用できるもの)というと「ふきのとう」もその一つです。雪がとける頃、土から顔を出しはじめます。「ふきのとう」は、「ふき」の花のツボミです。花が咲いた後に葉が出てきて「ふき」になります。山菜の中ではもっとも早い時期から収穫できます。味の特徴は、クセになるような独特の苦味です。古くから早春の食材として好まれています。
3月は卒業の季節でもあります。「業(ぎょう)」とは、「学問、技芸(ぎげい)」などを意味します。「卒(そつ)」とは、「おわる、おえる」という意味があります。この二つを合わせて、学問をおえるという意味で卒業となります。卒業は別れの時期でもあり、新しい出会いにも繋がる時期でもあります。
卒業する飛鳥の生徒さんも、新しい世界でご活躍を。
・3月13日(金)           飛鳥学院卒業式
・3月20日(金)から4月7日(火)  留学生 春休み

(2020年2月)

今年は、東京オリンピックが開催される年ですね。4年に一度の夏のオリンピックイヤーは、閏年(うるうどし)に当たりますので、今年は2月29日まであります。閏年は、地球が太陽の周りを一周するのにかかる日数が実は365日ではなく365.2422日なので、その調整のためにあります。子どもの頃、4年に1度の2月29日が誕生日の友だちがいて、なんとなく神秘的に感じていました。そもそも、なぜ2月は28日なのでしょうか? 現在では一年は、1月から始まり12月で終わりますが、ローマ時代では、3月から始まり2月で終わっていました。当時の皇帝、ジュリアス・シーザーは、奇数月を31日、偶数月を30日と決め、一年の最後の月となる2月を一日減らし29日にすることで1年を365日としました。ところが、次の皇帝のアウグストゥスは自分の誕生月の8月が30日までしかないことを不満に思い、一日増やし31日までとしました。8月を1日増やしたため、1年の日数が増えてしまうので9月を30日、10月を31日、11月を30日…と9月以降の日数を1つずつずらし2月で帳尻を合わせて28日としました。
2月の行事といえば、2月3日は節分(せつぶん)で豆まき。
2月14日のバレンタインも忘れてはいけませんね!
・2月26日(水)       飛鳥学院定期試験
・2月27(木).28日(金) 試験休み