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(2021年11月)

11月24日は「和食」の日です。一般社団法人和食文化国民会議が制定しました。「いい(11)日本(2)食(4)」の語呂合わせです。なお「和食」は2013年12月にユネスコの「世界遺産(無形文化遺産)」に登録されました。また同じ11月24日は「鰹節(かつおぶし)の日」でもあります。ヤマキ株式会社(削り節や、鰹節を中心とする調味料を扱う食品メーカー)が上手な鰹節の使い方、出汁(だし)の取り方などを多くの人に知ってもらう事を目的として制定しました。「いい(11)ふし(24)」の語呂合わせです。和食の基本である「だし」は、昆布や鰹節、煮干しや干し椎茸などを煮出した汁のことです。水やお湯を使って「うま味」を引き出したものが「だし」です。うま味は、「甘味」「塩味」「苦味」「酸味」と同様、味の要素である「基本味」です。鰹節は、鰹(かつお)を煙でいぶして乾燥させたもので、世界一硬い食品といわれ、薄く削って使います。煮干しは、イワシなどの小魚を茹でて乾燥させたものです。一般的に東日本では「煮干し」といいますが、西日本では「いりこ」といいます。讃岐うどんは、いりこ出汁ですね。和食は、栄養のバランスをとりやすく、だしのうま味を使って、動物性油脂や塩分の取り過ぎをおさえることができます。
皆さんは、和食は好きですか?「いただきます。」「ごちそうさまでした。」

・11月14(日) 留学試験

学院は全力で挑むあなたを応援しています。

 

(2021年3月)

3月3日の「桃の節句」には、ちらし寿司やハマグリのお吸いものなどを食べます。ちらし寿司には縁起のよいものをのせます。エビ(腰が曲がるまで長生きできますように)、レンコン(将来の見通しがよくなりますように)、豆(健康でマメに働けますように)などです。ハマグリのお吸い物は、ハマグリの2枚貝がもともと合わさっていた貝同士しか合わさらないことから、生涯ひとりの人と幸せに暮らせますようにと願いがこめられています。

3月といえば卒業のシーズンですね。学生の方は今までの環境を卒業して新しい世界に出て行く季節です。「業(ぎょう)」とは、「学問、技芸」などを意味します。「卒(そつ)」とは、「おわる、おえる」という意味があります。この二つを合わせて学問をおえるという意味で卒業となります。卒業する方は別れの時期でもあり、新しい出会いにも繋がる時期でもあります。卒業する飛鳥の生徒さんも、新しい世界で活躍してください。

・3月12日(金) 飛鳥学院卒業式

(2018年12月)

皆さんは、お蕎麦を食べますか?日本では、12月31日の大晦日(おおみそか)に年越し蕎麦を食べます。江戸時代から定着した日本の風習です。年越し蕎麦の由来は、蕎麦が細長いところから、細く長く生きられますようにという説や、蕎麦が切れやすいことから、一年間の苦労や借金を切り捨て翌年に持ち越さないよう願ったという説などいろいろあります。来る年に願いを託して食べるのが、年越し蕎麦です。自宅で蕎麦を茹でて食べる人もいますが、出前やお店で食べる人も多いので大晦日は蕎麦屋にとって一年で最も忙しい日になります。 香川県のうどんで有名な讃岐(さぬき)では、年末に、蕎麦ではなくて「年越しうどん」を食べて、年が明けてから「年明けうどん」を食べるそうです。さすが「うどん県」ですね。

・12月2日(日)         日本語能力試験

・12月22日(金)~1月7日(月) 留学生冬休み

寒い季節になりましたが、毎日がんばって学校に来ましょう。