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(2021年12月)

皆さんは、おそばを食べますか?12月の食べ物といえば、「年越し蕎麦」ですね。日本では、12月31日の大晦日(おおみそか)に年越し蕎麦を食べます。近頃の若い人は食べない人も多いですが、年越し蕎麦は、江戸時代から定着した日本の風習です。年越し蕎麦の由来については諸説あります。 蕎麦が細長いところから、細く長く生きられますようにという説や蕎麦が切れやすいことから、一年間の苦労や借金を切り捨て翌年に持ち越さないよう願ったという説などいろいろあります。来る年に願いを託して、食べるのが年越しそばです。自宅で、蕎麦を茹でて食べる人が多いですが、出前やお店で食べる人も多いので大晦日は蕎麦店にとって一年で最も忙しい日になります。
香川県、讃岐(さぬき)では、年末に、蕎麦ではなくて「年越しうどん」そして年が明けてから「年明けうどん」を食べるそうです。さすが、「うどん県」ですね。

・12月1日    飛鳥学院定期試験

・12月2日、3日 定期試験休み
・12月5日    日本語能力試験

・12月24日から1月10日  冬休み

 

(2021年11月)

11月24日は「和食」の日です。一般社団法人和食文化国民会議が制定しました。「いい(11)日本(2)食(4)」の語呂合わせです。なお「和食」は2013年12月にユネスコの「世界遺産(無形文化遺産)」に登録されました。また同じ11月24日は「鰹節(かつおぶし)の日」でもあります。ヤマキ株式会社(削り節や、鰹節を中心とする調味料を扱う食品メーカー)が上手な鰹節の使い方、出汁(だし)の取り方などを多くの人に知ってもらう事を目的として制定しました。「いい(11)ふし(24)」の語呂合わせです。和食の基本である「だし」は、昆布や鰹節、煮干しや干し椎茸などを煮出した汁のことです。水やお湯を使って「うま味」を引き出したものが「だし」です。うま味は、「甘味」「塩味」「苦味」「酸味」と同様、味の要素である「基本味」です。鰹節は、鰹(かつお)を煙でいぶして乾燥させたもので、世界一硬い食品といわれ、薄く削って使います。煮干しは、イワシなどの小魚を茹でて乾燥させたものです。一般的に東日本では「煮干し」といいますが、西日本では「いりこ」といいます。讃岐うどんは、いりこ出汁ですね。和食は、栄養のバランスをとりやすく、だしのうま味を使って、動物性油脂や塩分の取り過ぎをおさえることができます。
皆さんは、和食は好きですか?「いただきます。」「ごちそうさまでした。」

・11月14(日) 留学試験

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