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(2023年5月)

5月20日は「ローマ字の日」です。ローマ字は、漢字・かな(ひらがな、カタカナ)に続く第3の日本語表記ともいえます。明治時代、ローマ字は「ヘボン式」が一般的でしたが、これは英語の発音に基づいているものでした。例えば、「さしすせそ」をヘボン式では「sa shi su se so」、「たちつてと」を「ta chi tsu te to」と表記しますが、「shi」や「chi」「tsu」だけ規則から外れているのは、日本人からすると扱いにくいものです。そこで田中舘(たなかだて)さんは、もっと日本語の五十音に即した日本式ローマ字を考案し、それが改良されて訓令式(くんれいしき)ローマ字が法律で定められました。「sa si su se so」「ta ti tu te to」とシンプルに表記する方法です。文部省(現在の文部科学省)は訓令式を妥当と考えていて、小学校では訓令式によりローマ字を教えています。これに対して、外務省はヘボン式を妥当として、旅券申請その他でヘボン式の使用を原則としてます。

・ゴールデンウィーク   4月29日から5月7日まで学校お休み

学生のみなさん、目標を忘れずにさらに勉学に励んでください。初志貫徹!