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(2023年9月)

9月の代表的な花に金木犀(キンモクセイ)があります。金木犀は、遠くからでもわかる香りが特徴です。その香りを嗅ぐと秋の到来を感じさせます。強い芳香のあるオレンジ色の小さな花を枝に密生させて咲きます。開花している期間は1週間程ですが、最近では2度咲きを見かける時があります。原因は気温の変化で2度咲いているのか、開花期のピークが2~3度訪れることによって見た目上2度咲きに見えるのか、まだよくわかっていません。
ところで、9月9日・10日は、日本大通りをメイン会場に、「ベトナムフェスタ in 神奈川
2023」が開催されます。本場ベトナムの味を楽しむことができる飲食ブースも多数出店するようです。みなさん、いかがですか?

・9月  6日  飛鳥学院の定期試験

・9月7.8日  試験休み

・9月28日~10月3日  留学生秋休み

今月は飛鳥学院の定期試験があります。学院は全力で挑むあなたを応援しています。

(2023年8月)

8月25日は、日清食品の創業者が世界初のインスタントラーメン「チキンラーメン」を発売した日です。これを記念し、日清食品では8月25日を「即席ラーメン記念日」としました。いまや世界各国で、年間約850億食の即席麺が生産されています。
横浜のご当地ラーメンといえば、「横浜家系(いえけい)ラーメン」です。元祖の「吉村家(よしむらや)」は、豚骨や鶏ガラから取った出汁に醤油のタレを混ぜた「豚骨醤油ベース」のスープに極太ストレート麺のラーメンをつくりました。そして吉村家から【暖簾(のれん)分け】したラーメン店により、このラーメンが広まり、屋号(店の名前)に「~家(や)」が多かったことから、家系(いえけい)という通称で呼ばれるようになりました。
新幹線の駅がある、新横浜には、「新横浜ラーメン博物館」なるものもあります。
皆さんは、日本のラーメンは、お好きですか?

【暖簾分け】=正社員として働いた人が店舗を授けられ、お店の名前などを共有しつつ、味やノウハウをそのまま使えるお店

・8月11日~16日 飛鳥学院事務所 お盆休み

・8月21日~ 新学期

飛鳥学院は8月21日、みなさん元気に登校してくるのをお待ちしております。

(2023年7月)

7月10日は、納豆の日です。「なっ(7)とう(10)」の語呂合わせです。「納豆(なっとう)」は豆が納まると書き、「豆腐(とうふ)」は豆が腐ると書きます。豆が発酵してできる「納豆」と、パックにおさまった「豆腐」、意味が逆のような気がしますね。「納豆」はお寺の台所「納所(のうしょ)」で作られた豆だから「納豆」だそうです。「豆腐」は中国では「腐」という文字は「くさる」という意味ではなく、「ブヨブヨしたもの」「柔かい固体」を意味します。豆がブヨブヨしたものだから、「豆腐」なのです。

「納豆」の種類は、大粒、小粒や、大豆を臼(うす)でひき砕いてから皮を取り除き発酵させた「ひきわり納豆」があります。タンパク質が豊富で健康に良いのですが、臭いや糸を引くネバネバが苦手な人も多いです。皆さんは、納豆は食べられますか?

・7月2日(日) 日本語能力試験

・夏休み   7月22日(土)から8月20日(日)まで

(2023年の7月生は7月31日まで授業があります)

7月7日は七夕です。飛鳥学院のロビーに飾られる短冊には生徒の夢と希望が書かれます。

 

(2023年6月)

6月で真っ先に思い浮かべる言葉は、「梅雨」ですね。雨の多い時期です。梅雨は「つゆ」とも「ばいう」とも読みます。梅の実が熟す時期にちょうど雨の時期が来たため、梅雨といわれるようになったと言われています。この時期は天気予報の降水確率を確認するかと思います。「降水確率0%」は、「ゼロパーセント」ではなく「レイパーセント」と読まれていることにお気付きですか?「ゼロ」は「皆無」ですが、「零(レイ)」には「きわめて小さい」という意味が含まれるため、降水確率0%(四捨五入で計算されているので、0~5%未満のことです)は、全く降らないわけではないので「レイ」と読むそうです。
・6月  7日(水)     飛鳥学院の定期試験

・6月8.9日(木、金)   留学生試験休み

・6月18日(日)       日本留学試験

試験が続きます。飛鳥学院は学生1人1人を応援しています。

(2023年5月)

5月20日は「ローマ字の日」です。ローマ字は、漢字・かな(ひらがな、カタカナ)に続く第3の日本語表記ともいえます。明治時代、ローマ字は「ヘボン式」が一般的でしたが、これは英語の発音に基づいているものでした。例えば、「さしすせそ」をヘボン式では「sa shi su se so」、「たちつてと」を「ta chi tsu te to」と表記しますが、「shi」や「chi」「tsu」だけ規則から外れているのは、日本人からすると扱いにくいものです。そこで田中舘(たなかだて)さんは、もっと日本語の五十音に即した日本式ローマ字を考案し、それが改良されて訓令式(くんれいしき)ローマ字が法律で定められました。「sa si su se so」「ta ti tu te to」とシンプルに表記する方法です。文部省(現在の文部科学省)は訓令式を妥当と考えていて、小学校では訓令式によりローマ字を教えています。これに対して、外務省はヘボン式を妥当として、旅券申請その他でヘボン式の使用を原則としてます。

・ゴールデンウィーク   4月29日から5月7日まで学校お休み

学生のみなさん、目標を忘れずにさらに勉学に励んでください。初志貫徹!

 

(2023年4月)

毎年3月末から4月の始めにかけて、一時(ひととき)満開のサクラの花の美しさに目を奪われます。葉が出るより先に花が咲くので、花の美しさが葉に隠れずに見ることができます。サクラの寿命は短く、開花から2日~3日で約2割の花が開き、6日~10日で満開となり、12日目を過ぎると全体の半分以上が散ってしまいます。ヒマワリのように多くの花は太陽に向かって咲きますが、桜の花は下を向いて咲くので、下から見上げると美しく見ることができます。満開に咲いた桜の花びらが 、風で吹雪(ふぶき)のように舞い散る様子もいいですね。
・4月10日 留学生新学期
飛鳥学院は日本でがんばる留学生を全力でサポートします。

(2023年3月)

3月は、年度の最終月です。学生にとっては、学年の終わりでもあり卒業式の月ですね。学生は今までの環境を卒業して新しい世界に出て行く季節です。「業(ぎょう)」は、ここでは「学問、技芸」などを意味します。「卒(そつ)」とは、「おわる、おえる」という意味があります。この二つを合わせて学問をおえるという意味で卒業となります。日本には、卒業式に好きな人から学生服の第二ボタンをもらうという変わった風習がありました。第二ボタンには、「1番大切な人」という意味が込められています。ここでいう1番大切な人とは、好きな人を指します。卒業式なので片想いの告白だけではなく、付き合っている彼女に渡す場合も多くあったでしょう。第二ボタンは1番心臓に近いため、自分の心をあげるという意味も込められているようです。今はLINEアカウントのIDをもらう方がいい時代かもしれません。

・3月10日      卒業式

・3月23日~4月9日 春休み

卒業する皆さん、新しい世界でご活躍を。

(2023年2月)

2月の花といえば、梅ですね。梅の花の見頃は2月中旬から3月上旬です。横浜市の梅の名所は、大倉山公園、三渓園、こどもの国、保土ケ谷公園などがあります。小田原の小田原城の梅や、曽我梅林なども綺麗ですよ。今年は大倉山公園、曽我梅林は梅まつりを行う予定ですが、中止の場所もあるので調べてから行った方がいいです。

ご飯のお供として愛されてきた「梅干し」の消費量が激減しているそうです。梅干しは疲労回復、血行促進、食欲増進、整腸作用など健康食品として、高齢者の中に根強いファンがいますが、若い世代では酸味が苦手、朝ごはんはパン食が多くなったなどの理由で梅干し離れが進んでいるそうです。酸味が苦手な方は、はちみつ漬けの甘酸っぱい南高梅などもありますので試してみてはいかがでしょうか
・2月15日(水)        飛鳥学院留学生定期試験

・2月16(木).17日(金)   試験休み

今年度最後の試験です。頑張りましょう!

【2023年1月】

お正月に神様へのお供え物として「鏡餅(かがみもち)」を飾ります。鏡餅は一年を守護する年神様への供物とされ、大小の丸い餅二つを重ねます。12月中半すぎから飾りますが、末広がりがいい28日が、縁起がいいといわれています。末広がりとは、上(現在)から下(未来)に向かって広がる。永遠に発展するという意味があります。漢字の「八」が上から下に広がることで末広がりの象徴とされています。29日は9が苦を表し、31日は一夜飾りといい、縁起が悪いので避けましょう。

年神様がいらっしゃる1月7日までを「松の内」といい、「鏡開き」は、松の内が明けた1月11日に行うのが一般的です。
年神様に供えた餅をいただくことで、一年の無病息災を祈る気持ちが込められています。
1月1日(日)    元旦

1月10日(火)   留学生新学期

(2022年12月)

今年は、12月22日が、「冬至(とうじ)」です。冬至とは、北半球において太陽の位置が1年で最も低くなり、日照時間が最も短くなる日です。翌日から日が長くなっていきます。冬至の日は、カボチャを食べると良いと言われています。漢字でカボチャは「南瓜」と書き、別名で「なんきん」とも呼ばれます。「ん」が2つある食べ物なので運をたくさん取り込む野菜といわれています。江戸時代にカンボジアから伝わりました。ポルトガル語でカンボジアを意味する「Camboja(カンボージャ)」と呼ばれるようになり、それが次第に訛って「カボチャ」になったとか。カボチャの季節は夏から秋ですが、保存しやすくて栄養価の高い野菜として重宝され、そのため、冬至の日にカボチャを食べると風邪をひかないと言われるようになりました。
・12月4日(日) 日本語能力試験

・12月7日(水) 飛鳥学院の定期試験 8.9日試験休み

・12月24日(土)~1月9日(月) 冬休み

寒い季節になりましたが、毎日がんばって学校に来ましょう。